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COLUMN お役立ちコラム

【2026年度版】省エネ法改正で変わる特定事業者の太陽光義務と対応|対象・義務内容・太陽光導入計画策定・報告義務・企業の実務ガイド

「岡山県倉敷市・岡山市の太陽光発電・蓄電池専門店、ひだかやです!!いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。」

省エネ法の改正で「うちの会社も太陽光が“義務”になるの?」「何を、いつまでに、どこへ出せばいい?」と不安な担当者さんは多いと思います。制度名や用語が難しく、ネット記事だと“設置が義務化”と誤解しやすいのも悩ましいところです。
この記事では、2026年1月時点の公表資料にもとづき、「特定事業者等」に関係する屋根設置太陽光の“目標策定・報告”のポイントを、断言しすぎず条件差を明記しながら整理します。
読み終えると、自社が対象かの考え方/2026年度に求められること/2027年度以降の追加報告/社内での準備手順とチェックリストが分かります。
特に、倉敷市・岡山市を中心に浅口市・総社市・早島町・矢掛町・笠岡市・玉野市などで、工場・倉庫・店舗を運営する企業の総務・設備・エネルギー管理の担当者に読んでほしい内容です。

2026年度の省エネ法改正の概要(特定事業者と太陽光)

まず大切なのは、今回の改正を「太陽光パネルの設置が一律に強制される制度」と早合点しないことです。2026年度から段階的に、“屋根設置太陽光発電設備に関する目標の策定・提出(中長期計画書)”が求められ、さらに2027年度以降は、対象となる工場等に対して屋根の条件や面積などの詳細情報を“定期報告書”で報告する方向性が示されています。

また、省エネ法の改正は太陽光だけの話ではなく、全体としては「非化石エネルギーへの転換」や「電気需要の最適化(DR等)」も含む大きな流れの一部です。自社の“エネルギーの使い方”を、数字で説明できる状態に整えることが、結果的に太陽光対応の近道になります。

岡山の地域事情も踏まえた見方(気候・災害・停電)

岡山は「晴れの国」と言われ、日射条件が比較的良い地域です。一方で近年は、豪雨・台風の強風、落雷、長時間停電のリスクもゼロではありません。
そのため企業側は、**電気代対策(自家消費)**だけでなく、BCPの観点で「停電時に何を守るか(サーバ、冷凍冷蔵、給排水、製造ラインの停止損失など)」を先に決めると、太陽光・蓄電池の“必要な形”が整理しやすくなります。

「特定事業者」とは何か?対象の条件と判定基準

「特定事業者等」は、ざっくり言うと事業者全体のエネルギー使用量が一定以上の事業者が、国に届け出て指定を受ける枠組みです。代表的な基準として、原油換算で年間1,500kL以上の場合は、特定事業者の指定を受ける必要がある、と資源エネルギー庁が説明しています(法人単位が基本、チェーン本部の扱いなど例外あり)。

ただし、ここで注意点があります。

  • 対象判定は“会社単位”と“工場・事業場単位(エネルギー管理指定工場等)”が絡むため、同じ会社でも拠点ごとに扱いが変わることがあります。
  • 2027年度以降の“屋根の詳細報告”は、資料上「エネルギー管理指定工場等を有する特定事業者等」など条件が付いています。該当範囲は制度運用(様式・対象の確定)で変わり得るため、“自社は対象外”と自己判断で決め打ちしないのが安全です。

自社が対象かを確認する実務の入口

  • まずは、省エネ法の手続き案内(特定事業者の説明)で、定義と単位(会社/工場)を確認する
  • 次に、定期報告書・中長期計画書の基本説明と、様式(PDF)や電子報告(EEGS)の案内を確認する

太陽光設置目標の策定義務とは?

2026年度からのポイントは、資料上「中長期計画書において、屋根設置太陽光発電設備の設置に関する“定性的な目標”の提出を求める」という点です。
ここで言う“定性的”は、会社ごとに事情が違う前提で、いきなりkWや㎡を一律に決め打ちするというより、まずは「取り組む方針・進め方・検討体制」まで含めて、説明可能な形にするイメージが近いです(最終の様式・運用は必ず公的資料で確認してください)。

よくある誤解:太陽光“設置”が義務なの?

現時点の公表資料ベースでは、少なくとも2026年度に求められている中核は「設置の強制」というより目標の策定・提出です。
ただし、目標を“絵に描いた餅”にしないためには、社内では次の検討が必要になります。

目標づくりで押さえる判断軸(岡山の企業向け)

  • 電気代対策:自家消費を増やせる運用か(昼間操業、空調負荷、給排水、冷蔵冷凍など)
  • 停電対策(BCP):停電時に必要な負荷は何か/必要電力と稼働時間はどれくらいか
  • 屋根の制約:耐震、荷重、防水、屋根材、改修予定(雨漏りリスクを含む)
  • 費用の考え方:初期費用は屋根補強・足場・受電設備・系統連系条件で大きく振れます。補助金や電気料金、売電単価も変動するため、社内稟議では“前提日(2026年1月時点)”を明記し、感度(上下の幅)で説明するのが現実的です。

2027年度以降の報告義務(詳細報告・屋根面積等)

2027年度以降は、資料上「定期報告書」で、工場等の建屋について屋根面積・耐震基準・積載荷重・既設の屋根設置太陽光の面積などを報告する枠組みが示されています。
さらに、事業者側で“屋根に関する一定の条件”を設定し、条件を満たす屋根について、屋根面積や設置済み面積、出力などの報告を求める案も記載があります。

ここで実務的に効いてくるのが、「屋根の台帳が整っていない」問題です。図面が古い、増改築が多い、荷重条件が不明、改修履歴がバラバラ——こうした状態だと、報告の段階で慌てます。2026年度のうちに“屋根情報の棚卸し”を始めるのが、結局いちばんコストを下げます。

どこに・どう出すの?

省エネ法の報告は、様式や提出方法(EEGS等)が案内されています。運用は更新されるため、必ず公式の「様式ダウンロード」「定期報告書・中長期計画書」案内を基準にしてください。

対応のポイントと実務ガイド(企業の準備手順)

ここからは、制度対応を“作業”で終わらせず、意思決定までつなげるための現実的な手順です。

手順1:社内の責任分界点を決める(総務・設備・経理・工場)

  • 省エネ法の窓口(報告担当)
  • 屋根・建屋台帳(施設管理)
  • 電気契約・電力データ(総務/経理)
  • 工事・安全(設備/協力会社)

この分担が決まると、目標策定も報告も止まりにくくなります。

手順2:屋根と電力の“現状”を見える化する

  • 建屋ごとに、図面・屋根材・改修予定・雨漏り履歴・荷重情報を整理
  • 受電容量、最大需要、稼働時間帯、主要負荷(空調/製造/冷凍冷蔵)を整理
  • “自家消費”の余地がどこにあるかを仮説立て(昼間負荷の山を探す)

手順3:太陽光+蓄電池を、目的別に分けて検討する

  • 電気代対策(自家消費):太陽光中心。昼間の稼働がカギ
  • 停電対策(BCP):蓄電池の役割が大きい。必要負荷を絞る設計が重要
  • ピークカット:契約電力や需要の山がある拠点で効く場合あり(負荷特性次第)

※停電時に「できること/できないこと」は、分電盤構成・自立運転の方式・機器条件で変わります。非常用に“全館まるごと”を期待しすぎるのは危険です。設備仕様に合わせた計画が必要です。

安全面:感電・火災・施工品質・非常時運用の注意点

  • 感電:太陽光は発電中の直流配線があり、非常時も電圧が残り得ます。点検・遮断手順を含め、施工会社と運用ルールを決めましょう。
  • 火災:コネクタ接触不良や配線の施工不良がリスクになり得ます。見えない部分ほど、施工品質と検査が重要です。
  • 屋根防水:工場・倉庫は雨漏りが操業停止につながることがあります。防水・架台の設計方針を先に確認します。
  • 非常時運用:停電時の優先負荷、復電手順、担当者不在時の対応まで、紙1枚で運用できる形に落とすのが現場向きです。

企業向け・意思決定チェックリスト(まずは○×でOK)

  • 昼間の稼働が多い(空調・製造・冷凍冷蔵が動く)
  • 停電で止められない設備がある(最低限の負荷を特定できている)
  • 屋根の図面・改修履歴・荷重情報を把握できる
  • 近い将来に屋根改修や建替え予定がある(先に順序を決める)
  • 電気料金・売電・補助金は変動前提で、前提日と幅で社内説明できる
  • 施工会社に、点検・検査・非常時運用の説明まで求める体制がある

ひだかやでできること(岡山の対応エリアでの支援)

ひだかやは、倉敷市・岡山市を中心に近隣地域で、太陽光・蓄電池のご相談を受けています。社内の検討段階でも、「停電時に守りたい負荷」や「屋根条件」から逆算して、考え方を整理するお手伝いが可能です。

まとめ

  • 2026年度からのポイントは、特定事業者等に対して、屋根設置太陽光の“設置目標(定性的目標)”を中長期計画書で提出する流れが示されている点です。
  • 2027年度以降は、対象となる工場等について、屋根面積・耐震基準・積載荷重・既設太陽光の面積などの詳細報告が求められる方向性が示されています。
  • 実務は「制度対応」だけで終わらせず、**電気代対策(自家消費)/停電対策(BCP)/屋根制約(防水・荷重)**の3点で判断軸を揃えると、社内合意が取りやすくなります。
  • 岡山(倉敷・岡山周辺)は日射に恵まれやすい一方、豪雨・強風・落雷・停電リスクも考慮が必要です。設備は“安全に長く運用できる形”が前提になります。

次の行動としては、まず ①自社が特定事業者等に当たるかの確認 → ②屋根台帳と電力データの棚卸し → ③目的別(自家消費/BCP)に太陽光・蓄電池の要否を整理 の順で進めるのがスムーズです。
岡山県(倉敷市・岡山市・浅口市・総社市・早島町・矢掛町・笠岡市・玉野市)で太陽光・蓄電池の検討を進めたい場合は、ひだかやのお問い合わせからご相談ください。

参考サイト一覧(外部リンク・確認先)

※URLは一覧性のためコードブロックでまとめます(本文中の参照箇所は上記の通り)。

資源エネルギー庁|省エネ法の改正(概要)
https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/enterprise/overview/amendment/

資源エネルギー庁|特定事業者向け情報(特定事業者の定義・1,500kL等)
https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/enterprise/factory/procedure/

経済産業省|令和7年度第1回 工場等判断基準WG「省エネ法に関する措置について」(屋根設置太陽光の制度案資料PDF)
https://www.meti.go.jp/shingikai/enecho/shoene_shinene/sho_energy/kojo_handan/pdf/2025_001_04.pdf

資源エネルギー庁|様式ダウンロード(中長期計画書・定期報告書の様式案内)
https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/enterprise/factory/download/

資源エネルギー庁|定期報告書・中長期計画書(報告の位置づけ)
https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/enterprise/factory/report/

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